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そもそもなぜCMはスキップされるのか?スキップはダメなのか?

2015.2.3 13:39

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確かに、YouTubeで動画見ようとした時にCMが流れてくると、右下に出てくる「広告は◯秒後にスキップできます」の文字をじっとにらんでいる、ということは良くある。
その「CMがスキップされてしまう問題」に対する実験として、発起人である映像作家の菅俊一氏をサントリー、JAL、ロッテの3社がスポンサードする形で、「見るだけゲーム in YouTube」と題したYouTube動画の配信が始まった。

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動画を見てもらえれば一目瞭然。
動画を目で追っていく作りになっているため、最後まで見てもらえる広告に、ということだ。

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サントリーは「デカビタC」。

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JALは「沖縄キャンペーン」。

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ロッテは「ガーナ・手づくりバレンタインキャンペーン」で、それぞれ動画を公開している。

いや、なるほどなぁ、と思ったんだが、疑問は残る。
そもそもYouTubeで流れてくる「インストリーム広告」がスキップされるのは、自分の検索やどこかからのリンクを辿って来て、「さぁ見てみよう!」と思った時に、「関係ないな、これは」と思うものが流れてくるから。
ネットはどうしても能動的に何かを探したりすることが中心だから、自分の意図に合っているかどうかの判断が厳しいし、すばやい。
YouTubeの動画広告に関しては、能動的に見たいと思って来たのにも関わらず、その前に“余計なもの”として広告がカットインしてくるから、余計違和感がある

今回の動画広告。これはこれ単体で見ている分には確かに見てしまうし、個人的にはこの感じはとても好きだ。
ただ、やはりこれがYouTubeで自分が検索したりして辿り着いた動画の前に流れる動画広告として見たらどうなんだろう?
初めて見た場合には「おっ、これは何だ?」と思って見ることはあるだろう。
でも2回目以降は、特にこういったナゾナゾ的な内容のものであればなおさら、スキップされてしまうのでは?
もう答え知ってるから。

日によって内容が変わる、自分の検索行動によって広告主や内容が変わる。
そんな仕組みが、このクリエイティブベースで行われれば、個人的にはとても良いと感じてしまうが。

それとこれもよく思っているのだが、
「スキップ自体が悪いわけではないのでは?」
ということ。
何か分からないけどスキップされてしまうのであれば確かに意味はないが、
「なんだ、〇〇〇〇の広告か〜。スキップしちゃおう」
となっていれば、印象には残っているからまだ大丈夫なのでは?

ネットは情報過多な状態。そこで出来るだけ回数を少なくしっかりと伝えるのは至難の業。
何度も何度も目にする、目にしたような気にさせることが重要な場合、意識的にスキップされる動画広告も、ある一定の効果はあると考えても面白いのではないかと思っていたりする。

いずれにしても実験的な試みなので、検証結果が気になる所。

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